1月15、16日 Aichi Sky Expo（愛知県国際展示場）でのライブ
そのうち16日に参加してきました
以下、ネタバレありです。
セットリストは一番最後に載せてます
今回のライブでの一番の楽しみがAnarchyだったわけですが
これ１回だけでは終われない
自己主張の強いロックしてるヒゲダン、いいですねえ
もともとさとっちゃんと大ちゃんはこういう尖った曲が好きでずっとやりたかったのではないかと思うのです
なのでどんどん続けてもらいたい
次回のアルバムは社会批評を含んだ味のある作品になりそう
前回のラジオ番組Lantern Jam Timesで
脚本家・古沢良太さんとさとっちゃんとのトークが放送されまして
そこで語られていたことがとても興味深いものだったので
記録しておこうと思います
このAnarchyを映画『コンフィデンスマンJP英雄編』のために作ることになり
プロデューサーさんから提示されたサンプル曲が
The Clash - Rock The Casbah
- provided courtesy of iTunes
和訳・解説はこちらを参照させていただきました
古沢さんの曲の感想の一部
「テーマとしてダークなものが含まれているノーダウトに通じている
ワードが研ぎ澄まされて大人になった（やんちゃなノーダウトに対して）やっかいな大人」
ラジオの中でさとっちゃんが語っていた言葉
「自分の中にこういうのは歌っちゃいけない、こういう言葉はダメというふうに
ある程度勝手にロックをかけていた ロックがかかった中でも何段階かセキュリティを突破してAnarchyを書いたという感覚」
ファンの間でもこの曲はノーダウトの系譜だと感じていた人は多かった
今まで優等生ぽい曲が多かったヒゲダンの別面を見られたという感想もあった
こうやってお二人の対談を聞いて言語化されると、ああやはりそういうことだと確認しやすいですね
そしてさとっちゃんはこう続けてました
「音楽というものの特権を振りかざして作れるようになったという感覚があって、例えばそのアナーキーで歌ってるようなことがもっと鬱屈した進行の曲調でダウナーなビートで歌い方も凄く憂いとか哀しみとか怒りだらけの曲になっていくんだけど、それをバンドのサウンドとグルーヴに乗せることによってあんまり重く伝わり過ぎなかったりとか ある種それが皮肉めいて聞こえるっていうのが音楽の特権だなと思っていて
ちょうど２０２０年あたりにその辺と闘っている時期があって、そこから悲しみというものを描いてもそれが美しければ...」
やはりあの年はいろんな人の心を壊した特殊な時空でした
２０２０年に受けた見知らぬ人からのSNSを通じての突然の誹謗中傷
有名人に直接声を届けることのできる画期的なツールですが
その声が傲慢な人々のストレス発散に使われたらたまったものではありません
そのあたりを諌めるにはどうしたらいいのか
まともな言葉をかけても相手の心に届くわけがない
大変な想いをしたぶんだけ名曲に仕上がったのではないでしょうか
ライブについて他の感想をいくつか
めざましTVのテーマソングだったHELLO
テレビを通じて聞いていた時とまた違ってライブ仕様のこの曲
ちゃんまつのドラムが特に「始まる…！」という高揚感を煽り立てて
ああこの曲もいいよなあと改めて感じさせてくれました
ちゃんまつのドラムはこの他にも存在感を示してくれるものがいくつもあって
やはりバンドサウンドにはドラムが欠かせないよなと思わせてくれます
剣道やってた腕っぷしが評価されてドラムを叩くようになったとかなんとか聞いた気がしますが、とても力強い鼓動が心地よい
ちゃんまつは終演後の小芝居もファンの間で話題になりますが
最近ずいぶん上手になりましたよね
なんというか元ネタを知っていると笑いがこみ上げるというか
そして人柄の良さが現れるのでほっこりする
これからも芸が磨かれていくんだろうなと思うと楽しみ
まだまだ感想が溢れそうだけど
これからもチケット取れれば行くつもりなので
その時のためにとっておきます
まん延防止等重点措置がまたまた発令されましたが
不織布マスクをして会話を控えて
ライブでは声を出したくなるのを我慢して拍手を送り
感想をあちこち文章で書き込みます
学校や職場でクラスター発生してるようですが
この感染力の強いオミクロン株は
日常で普通の生活をしていても感染する可能性が高いもの
ずっと引きこもっているのも現実的ではないので
できる限りのことをしながら各自が楽しみを見つけていきましょう
そのうち飲み薬が市中に出回るはず
岸田総理が2月と言ってたかな？
少しずつ事態は改善されていくはず
皆が前を向いて歩いて行けば
その光が見えてくるはず
ここでフィラメントが脳内再生されました
セットリスト（1月16日）
１ Universe
２ HELLO
３ 宿命
４ 115万キロのフィルム
５ Shower
６ みどりの雨避け
７ Bedroom Talk
８ Laughter
９ フィラメント
10 Anarchy
11 Stand By You
12 ペンディング・マシーン
13 Brothers
14 ノーダウト
15 FIRE GROUND
16 Cry Baby
17 Editorial
18 アポトーシス
19 Lost In My Room
アンコール
20 Pretender
21 異端なスター
22 I LOVE...
中部国際空港にある駅
ヨーロッパにある駅に雰囲気が似てる
ここから岐阜にも行けるのね
名古屋の三省堂書店にあるカフェで
プリンアラモードを発見🍮
読書しながら堪能しました
