ダブルAサイドシングル
「Chessboard / 日常」が9/13に発売されました
CD+Blu-ray/DVD盤には
「Editorial」発売記念 ONLINE FREE LIVE in Tokyo Opera Cityが収録されています
[rakuten:book:21032235:detail]
日本テレビ深夜に放送されるNEWS ZEROのために書き下ろされた『日常』
もう皆さんお聴きになりました?
写真は銀座を空から撮ったもの
(確かさとっちゃんが自分で撮ったと言ってたような?要事実確認)
(因みにTATTOOのジャケット写真は『宿命』のMVロケ先でさとっちゃんが撮ったもの)
Official audioでまずは耳に全神経を集中させ聴いてみてほしい
MVも公開されました
モンスター達の日常
テレビ局で働いているという設定です
これは細部に映り込んでるモチーフを色々発見しながら楽しんで見てほしい
X(旧Twitter)で検索してみると
心に刺さったというポスト(旧ツイート)をたくさん発見
共感の渦が巻き起こってます
『コーヒーとシロップ』の続編のようだとか
自分の今の心境をなんでここまで描写してるのかとか
思わず泣いてしまったという人も多数
動画のコメントでも興味深い書き込みがいくつも見つかります
例えば…ヒゲダンを馬鹿にしていた人が酔っ払って泣いていたとか
この曲には油断してると不意をつかれて落涙してしまう魔力があるんですよね
もちろんメロディとかサウンドとかいつも期待を裏切らないヒゲダンですが
この曲は歌詞で不意を突かれた人が多かったのではないでしょうか
「日常」を題材にしてここまで現代社会に生きる我々の心を揺さぶり
涙腺を刺激するとは…単に音楽技術云々だけだは語れない作者・藤原聡の感性にやられっぱなしです
イントロのギターについて
レコーディングの時に理想の音を出すために試行錯誤したようです
大ちゃんのポストより
日常、本当に良い曲なんです。少しずつ自分で鳴らしたい音が鳴らせるようになっていってて嬉しい🎸 https://t.co/lPPE9wC2Kj
— 大輔 Official髭男dism (@daisuke_higedan) 2023年9月12日
具体的にどうやって音作りしたのか、これから出されるコメントやインタビュー記事が楽しみ
私が感じたのはあのQUEENのBrian Mayが奏でるようなレッドスペシャルを彷彿とさせるギターサウンド…例えば過去の来日公演においても幕が上がる前のプロローグで流れたこの曲のイントロ
ホメオスタシス(homeostasis)
「生物体または生物システムが間断なく外的および内的環境の変化を受けながらも、個体またはシステムとしての秩序を安定した状態に保つ働きをいう。恒常性ともよぶ。
ー日本大百科全書(ニッポニカ)より
アポトーシスの時もでしたが、こういう一般的には馴染みのないような学術用語をサラッと歌詞に混ぜるのがお得意なさとっちゃん
ヒゲダンの新曲を聞く時には辞書を手元に置いときたいものです
人間など恒温動物が体温を一定に保つようになってるところとかこのホメオスタシス(恒常性)によるものらしいです
アメリカのキャノンという学者がこの用語を提唱したそうです
「変化しつつも安定した定常的状態」を指していて、ホメオスタシスの維持として有効に働くものとして、神経系、内分泌系、免疫系などがあるけど、キャノンは特に自律神経系の働きに注目したそう
さとっちゃんはしばらく喉のポリープ治療のため休養してました
そしていつの頃の話か明確には覚えてませんがパソコンの前に座って締め切りに追われながら曲作りに没頭してた時期があったようで、そんな話の時に自律神経がどうたらこうたらと言ってたような気がします
体の不調を調べてる際にこの歌詞に行き着いたのではないのか、と私は推測(妄想)しております
【追記】
アニメSPY×FAMILYの1話をもう一度見ていたら、アーニャがロイドと初めて会った時に出てきたクロスワードパズルの解答が「ホメオスタシス」であることに気づきました
なるほど〜きっとここからモチーフとして持って来たに違いない
他にもいろいろ書きたいところですが
これはもうたくさんの人に聴いてもらいたい、そんな曲
一番言いたいことはそういうこと
特に歌詞を噛み締めながら聴いてもらいたい
1日働いた後の帰り道とか
電車の中でとか
漠然とした不安の中で生きているような毎日の生活の中で
ふと立ち止まった時にでも聴いてもらいたい
そんな曲です